水素吸入器の水素ガス発生量は多いほうがいい?基準と見比べてみよう

水素吸入器の選び方の一つに、水素ガスの発生量があります。

業務用のものであれば、毎分1,000mlを超えるものもあれば、持ち運ぶこともできるコンパクトなタイプのものですと、毎分100ml程度と業務用の水素吸入器と比較すると10分の1と少なく感じます。

業務用と家庭用の違い…と思ってしまうのは時期尚早です。

そもそも、どういった目的で水素吸入器の利用を考えるのか。そして目的に適った水素発生量はどれくらいなのか。

しっかりとした基準が分からなければ、比較することも難しく感じます。

今回は、水素吸入器に記載されている水素ガス発生量に焦点を当て、疑問解決に努めようと思います。

最後までご覧いただくことで、水素吸入器選びの一助になることでしょう。

医療機関や水素サロンの発生量事情

基準を設けるとしても、分野ごとの基準を考える必要があります。それぞれみていきましょう。

救急医療の分野での基準

2022年3月に先進医療Bから取り下げになりましたが、それまでに水素ガス吸入療法の臨床実験は続けられていました。その際は、2%の水素ガスを18時間にわたり吸入するといった内容です。

救急医療の基準ですので、18時間ものあいだ吸い続けるのを我々に落とし込むのは難しいので、時間については考慮しませんが、濃度としての基準は2%と示されました。

なお、慶應義塾大学のプレスリリースでは、毎日1時間の水素吸入が自律神経のバランスを整え、降圧効果を発揮(https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2020/11/27/201127-1.pdf)と発表しています。

医療機関で行う水素吸入

水素吸入を自由診療のサービスのひとつとして、美容や健康目的で提供しているクリニックはいくつかあります。

すべてのクリニックが、水素発生量のスペックを明示しているわけではありませんが、ハタイクリニック(http://www.hatai-clinic.com/cancer/)では毎分500mlの水素吸入を30分以上行うとしています。

医療機関で行う治療目的の水素吸入は、短時間でより多くの水素を与えることを目的として設定している可能性はあります。

健康・美容目的の水素吸入

医療機関ではない水素吸入サロンで導入されている機器を調べてみると、水素発生量はまばらです。

業界最高峰の水素酸素混合ガスが毎分3,000ml(水素2,000ml、酸素1,000ml)というところもあれば、毎分1,200mlというところもあります。医療機関に比べ、大量の水素発生量をアピールしているところも。

気をつけなければいけないのは、1台の大型機械で二人同時に接種するなど分岐させるケースもあります。その場合は、人数で割る必要が出てきます。

巨大で出力が大きいのも、複数人同時に接種することを考えられた機器というのが前提です。

家庭用水素吸入器の水素ガス発生量基準での選び方

家庭用水素吸入器の水素ガス発生量は、メーカーによって異なりますが、毎分10~300ml程度が多いです。

前章で取り上げたように医療機関や水素クリニックで使われているような水素吸入器は、購入することは可能ですが、そのレベルのものが必要かどうかは、求める人の症状や状態によって変わってきます。

先進医療Bで扱われていたような2%の水素濃度を接種するという前提で考えてみましょう。

実は、おおよその数字は計算で求められます。

2%の水素ガスは高濃度水素でいうとそれほど高い量ではない

発生する水素濃度が99.99%と高濃度の水素が前提になります。水の電気分解によって発生した水素は、99.99%だったとしても、カニューレを通じ空気と一緒に吸う場合、空気と混ざり合って濃度は減ります。

計算しやすいように、水素ガス発生量が1,000ml(1リットル)だと仮定します。
成人の安静時の呼吸量は毎分6~8リットルと言われます。

水素ガス=1リットル
呼吸量=7リットル

と仮定すると、

実際の呼吸時水素濃度=水素ガスの量/総ガス量

ですので、

1リットル/8リットル=0.125(12.5%)

と算出できますが、現実的にここまで高いわけではありませんし、発生したすべての水素を吸うわけではありません。そして、リラックス状態ですので、呼吸流量も変わってきます。

現実的な濃度を考えてみると、

毎分0.5リットル(500ml)で呼吸流量は毎分6リットルと仮定すると

0.5/6.5リットル=0.0769(約7.7%)

このように毎分500mlを吸うとなっても、1~4%以内に収まります。100~300ml程度でも、先進医療Bでの水素ガス2%に十分近づきますね。

水素ガス発生量が多くなくても、吸う濃度はちょうどいいくらいになるように設計されています。

量が多くても抜けてしまう

水素発生量が多かったとしても、水素ガスである時点で長時間体内に留まりません。

例えば、

毎分500mlの水素ガスを1時間吸う
毎分250mlの水素ガスを2時間吸う

これらは同じように感じますが、水素が体内から失われてしまう理屈を考えると、より長く吸ったほうが良いのです。

水素発生量に比例して重く、大きくなる

水素ガス発生量は電極の面積によって変わります。つまり、よりたくさんの水素ガスを発生させたいなら、その分大きくなりますし、重要も重くなります。

ベッドで寝たきりの状態で一定の位置に水素吸入器を設置するみたいな使い方ならまだしも、様々なシーンで使いたいという方は、より使い勝手の良いコンパクトな吸入器を探してみるのがいかがでしょうか。

コンパクトなものでも今では100~300ml程度のものは見つかります。

ご自分(使用者)のライフスタイルに合わせ、ベストなものを見つけてください。

水素ガスの単位表記にも注目

水素ガスの表記をみると「ppm」と「ml」の2つがあります。今回は水素ガス発生量について考察してきたため、「ml」の方をよく見たと思います。

ppmはというと、水素ガスの濃度のことです。1平方メートル中に、何mlの水素ガスが含まれているかで表されます。パーセントも割合を意味しますが、ppmは「100万分の1」という割合です。

ppmの大きさによってどれくらいの水素ガスを吸っているのかが推測できます。

カニューレの先端を0.5cm^3だと仮定すると

0.5×0.5×0.5÷1,000,000をかけてあげればよいのです。

20,000ppmの場合、0.0025mlと計算できます。ppm単位の場合、かなり10万を超えることも普通なため、多いように錯覚してしまいますので、気をつけたほうが良いでしょう。。

まとめ

今回は、水素ガス発生量に重点をおいて考察してみましたが、発生量の大災害にも抑えるべきポイントは多いです。

量はもちろん大事ですが、多ければいいというわけでもありません。身体に適した濃度で長時間吸い続けるのが重要で、それに適したアイテムを見つけるのが良いでしょう。

水素ガス発生量以外にも、選ぶべき基準はたくさんあります。

使いやすさ、耐久性、メンテナンス性、ストレスのない使い方など、数多く存在します。

それ以外の指標も今後まとめていきますので、お楽しみに。

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