春の時期になってくると、別れの季節が近づいていきます。これまでお世話になった方に別れを告げ、新しい出会いも始まる。共通して言えることは、歓迎会や送迎会など、飲み会が増えること。飲み会が増えることで、二日酔い状態が続き、肝臓にも負担がかかり、すっきりとした一日が遠のいていきます。しかし、できることならば、アルコールの摂取を控え、二日酔いとはおさらばしたくなります。
しかし、お酒が好きな方からしたら断酒をするのも大変で、お酒を控えるのも不健康だと思う人もいるでしょう。できることならば、頻繁にお酒を飲み、陽気な気持ちを味わい続けたいですね。水素の効果のひとつに二日酔いの防止が上げられます。ウコンやマリアアザミなど、肝機能をアップするサプリメントも多くありますが、水素は別の形で二日酔いに効果があると言われています。
今回は、水素がなぜ二日酔いに効果があるのか。そして、水素水や水素サプリメント、そして水素吸入などどういった形での水素摂取が良いのか。気になる情報をまとめました。
なぜ水素で二日酔いが?!知って納得、水素の効果
水素水や水素サプリで二日酔いにならなかった。もしくは、水素サプリを摂取してからお酒を飲むと全然酔わなくなるなど、酒飲みにとって凄い嬉しい情報が水素にはあるのです。実際にどこまでそれが本当なのか気になりますね。水素水をはじめ、どういった情報が嘘で本当か、わからなくなることもあります。
先に答えを言ってしまいますが、水素が二日酔いに効果があるのは事実です。実際に、効果のある水素サプリを摂取しながら、お酒を飲んだら、酔わなかったという話から水素サプリを使うと、お酒の量が馬鹿にならなくなるので、控えているという実体験も聞いたことがあります。水素を取り込むとどのようなことが身体では起きているのでしょうか。
アルコールがアセトアルデヒド濃度を上げ悪さをする
アルコールが体内に入ると、毒性の強いアセトアルデヒド濃度が高まってしまいます。体内に入ったアルコールを分解酵素が働き、無毒化していきますが、一度に大量のアルコールを分解することができないため、残り続け、頭痛や吐き気といった二日酔い特有の症状が起こります。
お酒が強くない人は、アルコール分解酵素を「少しだけ持っている」もしくは、「全く持っていない」ため、それほど多くのアルコールを飲むことはできません。しかし、お酒に強い人は、自分の限界を超えてもアルコールを摂取し続けてしまうため、分解し切れなかったアルコールは肝臓に残り続けます。
さらに、アルコールは活性酸素を大量に発生させるため、活性酸素がアルコール分解機能を低下させてしまいます。活性酸素は、肝臓だけでなく身体全体に作用するため、疲れが残ったり、次の日は辛くなったりします。
水素は活性酸素を除去する効果が。結果、二日酔いの防止にも
活性酸素が発生し、細胞にダメージを与え、アルコール分解機能が低下する、疲れが残る、頭痛がするなど二日酔い特有の症状が起こります。その根本原因が活性酸素ならば、それを抑えてしまえば二日酔いの症状もあらわれないはずです。水素をあらかじめ摂取しておけば、体内に入ったアルコールは分解しつつも活性酸素が除去され続けます。
活性酸素が除去できるのであれば、身体への負担も減るので一石二鳥かもしれませんね。
けど……水素の報道を考えると信じられない?!
水素にまつわる多くの報道は、水素水に水素が入っていないことや表示量より少なかったなど、問題のある商品に起こりえることです。しかし、しっかり作られた水素水や水素サプリは、水素を摂取でき、しっかりと体内に取り込まれます。ただ、水素水程度ではそれほど多く取り込むことができないため、効果を体感しにくいという問題点もありますが、水素マガジンでも行っている実験を通じては、一定量入っていることが確認されます。
二日酔いの防止に効果的なのは水素サプリ
水素を摂取することが、活性酸素の除去に繋がり、結果次の日も二日酔いの症状が出ないというならば、試したくなりますね。しかし、どうやって水素を摂取するのが良いのか考えものですね。
水素水は、飽和していたとしても水素含有量がそれほど多いわけではなく、飲んだ瞬間水素が失われてしまいます。活性酸素を除去するくらいの水素量が得られるかは疑問です。もちろん、多少は楽になったというのもありますし、チェイサー代わりに水素水を使用するというのも悪くはないでしょう。
液体と反応し水素を発生し続けていく性質の水素サプリがおすすめです。というのも、一度体内に水素サプリを食べてしまえば、飲み会の間は腸に残り続けるため、活性酸素も怖くありません。さらに、液体と反応して水素が発生するならば、アルコールを摂取することで得られる液体が水素を発生させる反応をするのです。
最近話題の水素吸入機はどうなのか。もちろん、水素吸入でも活性酸素は除去してくれます。しかし、水素吸入はカニューレをつけながらほぼ固定された場所で、水素を吸い続ける必要があります。また、鼻から呼吸していく必要もあるため、お酒を飲む場合、けっこう大変です。日本酒をおちょこでちびちび飲むならば、イメージはできますが、ビールジョッキなど片手に水素吸入を行うのは滑稽です。お酒を飲む前に水素吸入を行い、十分なくらい水素が体内に巡ったら効果的でしょう。そのための時間は約60分と言われています。
手間を考えると、飲み会の前に水素サプリを数粒摂取するのが良さそうですね。きっと二日酔いも怖くなくなるでしょう。
まとめ……水素で二日酔いの対策をするなら水素サプリが一番
水素が二日酔いを防ぐのは、お酒を飲んだ時にアルコールの処理がし切れなくなることで起こります。体内ではアセトアルデヒド濃度が上がり、アルコール分解酵素が処理することで、二日酔いを防ぎます。
しかし、大量のアルコールを摂取すると、分解し切れなくなり、体内に毒素が溜まり、結果的に頭痛や吐き気、疲れなどの症状が起こります。二日酔い特有の症状は、活性酸素が発生することによって、体内を傷つけます。それをあらかじめ防ぐために、水素を摂取し続けることで、未然に活性酸素を除去し、二日酔いの症状が抑えられます。