水素業界の未来はどうなる?健康博からの考察と明るい話題多いエネルギー分野

2018年も早いもので、あっという間に過ぎていきますね。2017年の水素業界は、吸入のジャンルが盛り上がり、様々なアイテムが出てきました。業務用の水素吸入器だけでなく、個人用のアイテム、鼻から吸入するカニューレを用いたものでなく、タバコの様にもっとお手軽に吸入できるものも誕生しました。加湿器のように、水素を含んだ期待を噴霧するアイテムもあります。

水素吸入だけでなく、水素水をも生成するアイテムが多いので、吸入した後に飽和した水素水でお腹から満たします。

美容ジャンルにも水素が浸透し、クリームや美容液などにも水素の恩恵を得られるようにし、お肌から水素を浸透させていくというメカニズムで、お肌の状態をルンルンにするなど、面白いアイテムも見られるようになりました。水素美容のアイテムは、まだ数が少ないですが、各メーカーがチカラを入れているという噂もありますので、今後に期待ですね。

水素関連商品が増えていく時に、大事なのは「それって本当に効果があるの?!」ということです。
水素自体、身体に取り込むことでかなり嬉しいことが起こるのはわかっておりますが、商品化した時に十分な水素量が得られるかはわかりません。エビデンスの取れた商品であれば安心できますが、そうでないものもありますし、行き過ぎたものには行政から厳しい処分が下されます。

水素業界が健全な方向に向くために、水素マガジンは今年も有益な情報を発信していきます。
今年の水素業界がどのようになっていくか、考察していきます。

健康博覧会2018で動きはありそうか?!

健康博のパンフレット

1月31日~2月2日まで行われる健康博覧会2018(以下、健康博)で、各種団体やメーカーがどのような展示を行うかが鍵になります。健康博のテーマとしては、『すべての食産業に「健康」の付加価値を』ということで、様々な食にまつわるアイテムに、機能性をもたせ、細かいニーズに合わせたものが発表されるのかもしれませんね。

水素においても、水素飴や水素チョコレートといった「お菓子」も誕生していますし、ミンティアやフリスク、ラムネのようなお菓子も登場するかもしれませんね。

パンフレットでは代わり映えない?

パンフレットを見る限りでは、講座や講演では、目新しいものは少なく、水素ガス吸入に関する研究報告やナノバブル水素水に関してのもの。比較的あまり見たことないというものであれば、「水素シャワー」に関するものです。以前、取り上げた記事でカートリッジ式のシャワーヘッドにタブレットを入れて水素が溶け込んだシャワーを生み出すというのがありました。水素タブレットなどを使わずに、蛇口を捻れば水素水のシャワーが出てくるならば、お手軽で画期的です。

その場合、メンテナンスをどのように行うのか気になりますが。

昨年と同じ水素ガスやサプリメントが多そう?!

健康博2017では、水素サプリメントの原材料メーカーが勢揃いし、特にマイクロクラスターに代わる新素材をユニライフジャパン株式会社が発表していたのが驚きでした。水素水サーバーや水素吸入器など機器類としては、中国メーカーも多く出展されており、水素業界としては吸入器やサプリメントの一年だったと言えるでしょう。

出展メーカー一覧を見ると、昨年も同じように出ていたメーカーが多く、今年も昨年同様な状況になりそうです。

よく遊びに行かせていただいている「(一社)日本水素推進機構」では、新たな水素に対する取り組みを行っているようで、今後の動きにも期待です。

当日は、取材として足を運びますので、様々な記事を投稿できたらと思っております。

水素業界全体としては、エネルギー分野に注目したい

水素エネルギーとエコ

健康産業としての水素の位置づけではなく、エネルギー分野での水素が、ますます活発になると予想されます。クリーンエネルギーとして活用も期待されますし、発電や燃料化への構想や研究もあります。

政府も水素社会実現に向けた「水素基本戦略」というのを決定し、再生エネルギー可能な水素をより安価で広く使えるように期待がかかります。2050年には実現可能にしたいと、かなり先のことですが、徐々に研究成果も上がってきていますし、ニュースにもなっています。

昔から日本では、エネルギーが課題とされています。産油国ではないし、発電するための原油を諸外国から輸入に頼り切っています。日本近海で発見されたメタンハイドレートなど定期的に話題になりますが、最近ではあまり話題に出てきません。

水素マガジンとしては、健康分野だけでなくエネルギーの分野においても発信できたらと考えています。

勝ち続けるため基本は一緒!真面目にやっている会社が愛される

勤勉な会社が生き残る

勝ち続けるために、成長し続けるために、基本は一緒です。真面目に長期的な視点で活動している企業が生き残っていきますし、愛されていきます。特に水素という物質は、存在はしているものの人の目には見えず、無味無臭であるため、商品化されたものは、一時は信じるものの、ネガティブな意見を聞いたら、被害者のように反旗を翻してしまいます。

エビデンスもしっかり取得し、それが原材料のエビデンスだけでなく、商品設計や思想に見合った効果が期待できるのかのエビデンスが取得できているか。もちろん、数値がしっかり取れていたとしても、使っている当人の体質的に合う・合わないはあります。企業の真面目さとユーザーのご理解が合わさって、結果的に愛されるようになります。

もちろん、人間のすることなので完璧なことはありません。何か起きた時には、しっかりと対処し、自浄作用が働く会社や組織、そしてチームが勝ち続けていくでしょう。

まとめ

水素業界は、2018年はどのようになっていくのか。健康博2018の事前情報を踏まえて考察してみました。健康博のテーマとしては、『食に「健康」を』ということですが、より機能的な食品が産まれていくことでしょう。水素飴や水素チョコレートがあるように、食事として水素を取り込むアイテムが増えたら、もっとハードルが低くなるため面白いことになりそうですね。

しかし、健康博の出展メーカーを見ると昨年と同じで、水素ガスやサプリメントが多く、それらのメーカーが新しいことをすることに期待がかかります。

それ以外では、水素エネルギーの分野が面白いことになりそうです。少しずつ各種メディアからの情報は入ってくるようにしていますが、健康分野より、水素エネルギーの方がニュースは多くなってきています。健康分野のニュースは目新しさはなく、過去の焼き直しが多い感じです。再生可能エネルギーとしての水素や自動車にも使えるような燃料など、研究段階とは言え、明るい話題は多く、期待できます。さらには、国からも水素を国策として水素社会を実現するために「水素基本戦略」を決定しました。これからの動きがますます楽しみですね。

どの分野であれ、真面目に活動している会社が生き残っていきます。水素マガジンとしても、しっかりとした情報や考察、面白さを盛り込みながら、2018年も活動していきます。

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