アクアシャイン(水素サプリ)が、届いてから色々と測定してみました。
水素が人体にもたらす効果は、多く健康を維持するために積極的に取り入れたいと考える人はいます。美容と健康は、長年のテーマであるため、自分にとってプラスなものを見つけたいですね。しかし、水素関連商品に対する世間の目は、まだまだ懐疑的な見方をしており、しっかりと調べてみることも大事だと思います。
水素サプリ「アクアシャイン」も販売元さんが発表している情報を見てみるとかなり良さそうな感じなので、水素マガジンとしても気になっております。そこで、水素濃度を始め、酸化還元電位など調べてみました。
アクアシャインの水素濃度14ppmは、どうやって?
水素関連商品に度々出てくる、水素濃度について考えてみましょう。化学的に証明されていることですが、常温・常圧において、1.6ppm(0.00016%/百万分の1.4)が限界と言われています。その10倍の値の水素濃度は、どういった理屈から導き出されたないようなのでしょうか?
なお高濃度水素水と言われる基準は1.0~1.6ppmで、それを遥かに超える数値はちょっと疑問に感じます。調べてみると7.0ppmなど遥かに超えた数値を見かけたりします。それは高圧状態で通常以上にいれているということもあるため、実現するというものです。しかし、水素サプリを考えると……わからなくなります。
アクアシャインの公式発表では水100mlに対しての水素濃度と書かれているので、同じ条件下で調べてみることにしました。とはいっても、水はどの水を使用したのかわからないので、ひとまず水道水で試してみることにしました。
今回、水素濃度を測る上で使用したのはポータブル溶存水素計と溶存水素試験薬MiZです。断っておきますが、公式発表されている数字とは違います。参考程度に知っておくのがいいでしょう。
ポータブル溶存水素計での計測結果
ポータブル溶存水素計で測った結果、0.5ppmという値です。これは、100mlの水にアクアシャインの1粒を溶かし、撹拌させて30分程度時間を置いたときの値です。原材料のサンゴカルシウムや風化貝カルシウム、還元性岩塩が水に触れた時に水素を発生させるので、値を確認するまで時間がかかる。
水素サプリの特性上、長く持続するものもあれば瞬間的に発生させるものもあります。アクアシャインは一気に発生させるものではないというのがわかりました。
ポータブル溶存水素計での測定結果は、実際には水の中に溶け込んでいる水素を測定できているわけではないです。おそらく推測するに、1gからの水素発生個数から導き出されたものでないかと思います。
溶存水素試験薬MiZでの測定結果
溶存水素試験薬MiZは、1滴あたり0.1ppmの濃度を測定できるため、140滴垂らしても水の色が青くならなければ、14ppmというのは推測できますが、実際のところ、そこまでやる必要もなく、20滴程度垂らして水の色が変わらなければ、おそらくその先も変わりにくいというのが考えられます。
溶存水素計MiZを使用した測定結果は、動画を見ていただければわかると思いますが、20滴程度のところでストップさせています。20滴垂らしても、水が青色に変わらず白く濁ったままというのがわかるでしょう。
これは水素が発生し続けているというのが考えられます。
100時間の持続力があるかはわかりませんが、水素サプリが水と反応し、水素が発生し続けるというのがわかったので期待できます。
とはいっても、水素サプリを口に入れ、排泄されるまでの時間を考えると100時間も不要のように思います。
販売元へ問い合わせてわかったことと信頼できるデータ
自分の身の回りにある測定環境が、絶対とはいいませんがある程度参考になるはずです。同じ環境下で測定を行えば、他のサプリメントとの対比はできるからです。アクアシャインの販売元(株式会社 はつが)へメールで問い合わせてみたところ、幾つかの回答が得られました。
以下がメールの文面(原文抜粋)です。
一般で入手できる試薬、溶存水素計では正確に測定できないと思われます。
アクアシャインの水素測定はNAD試薬測定検査と言う検査方法になり
これは生体内で発生する水素量を割り出す検査方法で
専門機関に委託して可能な検査になります。具体的にはNAD からNADH へ変わる際に水素「H 」と2 つの電子「2e 」が必要となり
NAD とNADH を測定することにより水素量を割り出す検査方法となります。※NAD はニコチンアミドアデニンジヌクレオチド (nicotinamide adenine
dinucleotide) の略になります。
体の中の全ての組織に存在し、生体内での酸化還元反応で水素伝達の役割を持ちま
す。
※NADHは酸化型で代謝の過程で水素が結びつき、還元型となったものです。
※NAD・NADHこれらが補酵素となり代謝において解糖系や電子伝達系で水素と電子の
運び屋的な役割を持ち
アデノシン三リン酸(adenosine triphosphate)いわゆる体内エネルギー(ATP)産
生に関与します。ご確認の程よろしくお願い申し上げます。
アクアシャインは、一般的に入手できる試薬や溶存水素計ではわからないとのこと。おっしゃる通りですね。外部の専門機関に測定してもらうというのが一番で、しっかりとそれを行っているのが信頼できます。
水素サプリにおいて水素の測定をする場合、専門機関が行う「NAD試薬測定検査」が一番信頼できます。水素水には、水素水向けの測定法。水素サプリには「NAD試薬」、水素吸入においては、「ガスクロマトグラフィー法」が良いと覚えておくといいですね。
とはいえ「NAD試薬測定検査」は専門機関にお願いすると1回15万円はかかる測定方法なので、アクアシャインに対する本気度も伝わってきます。
続けやすい水素習慣!健康になり続ける水素発生サプリメント【アクアシャイン】
水素サプリ「アクアシャイン」の酸化還元電位測定
水素サプリ「アクアシャイン」をORP METERにて酸化還元電位測定も行ったので考察していきます。
先程記載した、販売元(株式会社 はつが)とのメールのやり取りにおいて、測定機器によっても変わってくるという内容がありました。書かれている通り、身の回りの測定環境が優れているかは不明です。しかし、測定した結果から発表されている数値との対比から見えてくることもあります。
水100mlに水素サプリ「アクアシャイン」を入れて、約1時間程度の測定の中で一番高かった数値は-257mVです。公式発表されている数字とは違いますが、ちょっとあまりにかけ離れているように感じます。
ちなみに、原材料によって酸化還元電位が一気に下がるといわれています。-950mVという値の水素サプリを見つけることもありますし、アクアシャインのように-500mV程度というのもあります。酸化還元電位は低ければ低いほどいいわけではなく、-200mV~-400mV程度でも十分だと言われています。そこから考えると、今回測定した値は十分です。
酸化還元電位の秘密!測定機器によって変化!
酸化還元電位について、一般社団法人水素推進機構さんに聞いてみました。
一番いいのは、専門機関に依頼して測定した値をオープンにすること。様々な計測方法において出された値をすべて出してくれるためです。ORP METERなどの測定機器の電極に使われている金属によって変わってくるみたいで、プラチナ(白金)を使用した電極ならば、より反応するので-500mVはでるんじゃないか。という意見をいただきました。
つまり、水素サプリ「アクアシャイン」が発表している値も、ある程度は信憑性のある数字だと考えられますね。
まとめ……水素サプリ「アクアシャイン」を間近で測定して解ったこと
水素サプリ「アクアシャイン」を実際に身の回りの測定器を使用し、実際に測定してみて解ったことがあります。
測定機器において、正しい値が出るかはわかりませんが、同じ測定機器でたくさんの水素サプリを調べることによって、見えてくるものもあります。アクアシャインは、測定結果としては不明なところもありますが、「NAD試薬測定検査」を行っているため信頼できる情報と言えます。
使い続けやすいサプリメントなので、気になる方はお試しください。